[2A01-2A04] 水素・エネルギーキャリア・CCU・カーボンリサイクル（６）

[2A03] 自己自立型メタネーション：加熱を必要としないCO₂の新しいメタン変換ルート

○福原 長寿¹、赤間 弘²、内田 健太郎³、Verma Priyanka²、渡部 綾¹ (1. 静岡大学学術院工学領域、2. 静岡大学工学部、3. 静岡大学大学院総合科学技術研究科)

キーワード：Methanation, Carbon neutral, CCU

通常のメタン化反応では220℃以上の外部加熱が必要であるが、加熱不要な室温域でも進行するオートメタン化現象（水素燃焼による内部加熱）を我々は発見している。今回、外部からも内部からも加熱が不要な自己自立型のメタン化反応ルートを発見し、その触媒特性を評価した。この変換ルートの発現には触媒層内の熱慣性が重要であり、活性サイト種と反応条件の選択が影響することがわかった。メタン化反応の展開性を広げる技術となる。