2024年度 人工知能学会全国大会(第38回)

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[1J4-OS-10b] 大規模言語モデルとデータサイエンス

2024年5月28日(火) 15:00 〜 16:40 J会場 (43会議室)

オーガナイザ:砂山 渡(滋賀県立大学)、森 辰則(横浜国立大学)、高間 康史(東京都立大学)、笹嶋 宗彦(兵庫県立大学)、西原 陽子(立命館大学)

15:00 〜 15:20

[1J4-OS-10b-01] データサイエンス分野のPBL演習をモチーフとした学習ステップの学習・教授理論に基づくモデル化とKPIの基礎的検討

〇水谷 優香1、後藤 千颯1、笹嶋 宗彦1 (1. 兵庫県立大学)

キーワード:データサイエンス教育、教授戦略、効果測定

PBL演習は,学生がデータサイエンティストになるための素養を学ぶための授業である.企業と連携して生の実データを用いてグループで課題発見から提案まで考えていく.学生はPBL演習を通してデータの分析力や,グループ内でのコミュニケーション力などを身に付けることができるとされている.他方で,教育工学の分野では長年にわたって教授・学習理論が様々に提案されており,それらのオントロジーを構築する試みもなされている.本研究では,兵庫県立大学社会情報科学部で行われているPBL演習Ⅰをモチーフとして, PBL演習Ⅰの授業を構成する各学習ステップを明らかにして,学習・教授理論のどの理論に当てはまるかを検討する.さらに各教授理論ではKPIを想定しており,実際に各学習ステップがそれぞれのKPIを向上させていることを確認する.これにより,実践的側面や効果が強調されがちであるPBL演習Ⅰに理論的な裏付けを与えることをねらいとする.

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