2024年度 人工知能学会全国大会(第38回)

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オーガナイズドセッション » OS-14 AI諸技術の発展に基づく学びのモデルの高度化と展望

[1M5-OS-14b] AI諸技術の発展に基づく学びのモデルの高度化と展望

2024年5月28日(火) 17:00 〜 18:40 M会場 (53会議室)

オーガナイザ:小西 達裕(静岡大学 情報学部)、宇都 雅輝(電気通信大大学院 情報理工学研究科)、小暮 悟(静岡大学 情報学部)、山元 翔(近畿大学 情報学部)

18:20 〜 18:40

[1M5-OS-14b-05] 個別化認知モデルと音声フィルタを用いた音韻意識推定手法の検討

〇西川 純平1、森田 純哉1 (1. 静岡大学)

キーワード:認知モデリング、音韻意識、ACT-R

言語が発達する過程の一部は,音声言語における音素やリズムなど音韻的側面への注意に関係する音韻意識という能力に支えられるとされる.本研究は,計算機モデルを活用した音韻意識の形成を支援するシステムの開発を目指す.あるユーザの音韻意識の状態を推定することは,そのユーザが持つ音声に対する聴覚的なフィルタのようなものを同定することと言える.本稿では,システムの出力音声にかかる音声フィルタを設定し,成人を対象とした実験設定でこの推定手法を評価する.ユーザの音韻意識は,システムが提示する2体の計算機モデルへの相対的選好として推定される.実験では,音声フィルタ(に模擬される学習者個人の特性)がモデルの相対的選好に影響するという仮説を検証する.

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