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[4L3-GS-10-02] オンラインC2C市場における因子分析を用いた売り手と買い手の情報消化の差異性分析
キーワード:情報消化、因子分析、C2Cマーケット
近年における情報量の急速な増大は、消費者が必要とする情報への到達の阻害、及び情報過多による正確な理解の妨げという問題を生じさせている。先行研究における情報フィルタリングや検索システムの改良といった解決策は部分的な緩和を果たしている一方で、付随する新たな問題を引き起こしている。そこで本研究では、情報を如何に正確に理解できるかという情報消化の概念に焦点を当て、C2Cオンラインショッピングサイトにおける市場参加者である売り手と買い手間の商品ページを介した情報消化の差異性を分析し、消化効率の向上を目的とした。リッカート尺度及び自由記述方式のアンケートを用いた因子分析や群間比較によって、売り手と買い手という市場参加者の立場や商品特性に応じた項目間の重要性及び各項目間における伝達・獲得情報に違いがあることを明らかにし、消化効率の向上に寄与する示唆を得た。
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