2024年度 人工知能学会全国大会(第38回)

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[4R1-OS-8a] AIとデモクラシー

2024年5月31日(金) 09:00 〜 10:40 R会場 (51研修交流室)

オーガナイザ:白松 俊(名古屋工業大学)、伊藤 孝行(京都大学)、大沼 進(北海道大学)、松尾 徳朗(産業技術大学院大学)

09:00 〜 09:20

[4R1-OS-8a-01] 大規模言語モデルに基づくマルチエージェント事実検証手法

〇ト イッカン1、伊藤 孝行1 (1. 京都大学)

キーワード:マルチエージェントシステム、事実検証、大規模言語モデル

噂や誤った情報は、誤解を招く方向を通じてソーシャルネットワーキングサービス (SNS) やオンラインのディスカッションに影響を与えるため、事実検証は重要な課題である。 一方、大規模言語モデル (LLM) の性能向上以来、LLM を使用したファクトチェックの人気が高まっている。 しかし、既存手法には次のような問題がある。 1) 単一の情報源が信頼できると想定されている。 2) 提供された情報に基づいて LLM が行った判断結果は、常に完全に信頼できるものと見なされる。 3) SNS 上のテキストは複雑であるため、バイナリの分類タスクだけでは不十分である。
そこで、複数のエージェントを実装したマルチエージェントファクトチェック(MAFC)と呼ばれるフレームワークと、テキストの信頼性を評価するための独自のメカニズムを提案する。 提案するフレームワークは、いくつかの比較実験を通じてテストされた。最後に、定義基準やデータセット作成など、ファクトチェック分野に存在する課題と障害について説明した。

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