[4Xin2-05] ダブルマシンラーニングによるECサイト広告データの分析
キーワード:機械学習、因果推論
インターネットを介して商品やサービスを販売するウェブサイトである電子商取引(Electronic Commerce, EC)サイトにおいて,広告は売上促進のための主要な手段として活用されている.そのため,広告の効果を推定し,広告戦略を評価することが重要である.しかし,売上は季節性,市場動向,消費者の行動パターンなど,様々な要因によって変動するため,広告効果や広告運用の評価は容易ではない.特に,単に売上を予測するだけでなく,広告がどのように売上に影響を及ぼすかを明らかにするためには,予測モデリングだけではなく因果推論の考え方が必要になる. 本研究では,ダブルマシンラーニング(DML)という機械学習と因果推論を組み合わせたアプローチを採用して,EC サイトの購買データを分析し,広告効果と広告運用の評価を行う.さらに,データの特性を考慮した潜在変数を取り入れたDML を提案し,その効果を検証する.分析結果から,広告効果の推定においてDMLが潜在的な売上効果を推定できるということ,データが少ない場合では潜在変数を考慮したDMLにより正しい効果を推定できることが示唆された.
講演PDFパスワード認証
論文PDFの閲覧にはログインが必要です。参加登録者の方は「参加者用ログイン」画面からログインしてください。あるいは論文PDF閲覧用のパスワードを以下にご入力ください。