2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.3 絶縁膜技術

[14a-4C-1~10] 13.3 絶縁膜技術

2015年9月14日(月) 09:00 〜 11:45 4C (432)

座長:渡部 平司(阪大),井上 真雄(ルネサス)

11:00 〜 11:15

[14a-4C-8] SiC熱酸化に伴う酸化膜表面および界面のラフネス増加

〇(M1)永井 龍1、蓮沼 隆1、山部 紀久夫1 (1.筑波大)

キーワード:半導体、SiC

次世代パワー半導体の材料であるSiCは多様な積層構造を持ち、その中でも4H-SiC Si面、C面を用いたデバイスの研究が最も盛んに行われてきた。しかし、SiC熱酸化機構において未解明の部分が多く、特にC面の酸化速度はSi面と比較して10倍ほど大きい理由も明らかになっていない。そこで、4H-SiC Si面、C面の熱酸化における酸化膜表面・界面のラフネスに着目し、Si面とC面の酸化速度の違いと放出Siの関係性について考察した。