2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.3 酸化物エレクトロニクス

[16a-2H-1~13] 6.3 酸化物エレクトロニクス

2015年9月16日(水) 09:00 〜 12:15 2H (222)

座長:関 宗俊(東大)

10:15 〜 10:30

[16a-2H-6] CdSe量子ドットを吸着した逆オパール構造TiO2電極の光電変換特性 -TiCl4後処理効果-

〇(M1)廣中 基記1、常 進1,3、豊田 太郎1,3、堀 奏江1、尾込 裕平2,3、早瀬 修二2,3、沈 青1,3 (1.電通大先進理工、2.九工大生命体工、3.JST CREST)

キーワード:太陽電池、逆オパール構造

逆オパール(IO)構造の骨格を太くし、表面積を増やすことを目的としてTiCl4後処理を行い、光電変換特性に及ぼす影響について検討した。本研究では、IO構造TiO2電極を作製し、50 mM TiCl4水溶液に70℃で1時間浸漬させ、450℃で1時間の加熱を行う後処理の後、CdSe量子ドットを吸着してその光電変換特性評価を行った。IO電極はナノ粒子電極と比べ高いVocを示すことが判明した。また、後処理により短絡電流密度の向上が確認された。