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[16a-P5-12] C面ドライ酸化4H-SiC MOSFETにおける界面炭素関連欠陥の面内分布解析
キーワード:MOSFET、界面欠陥、電子スピン分光
私たちはこれまで電流検出型電子スピン(EDMR)分光を用いてC面ドライ酸化4H-SiC MOSFETの界面欠陥を調査してきた。検出したEDMRスペクトルには近接したスピン同士の磁気双極子相互作用”dipolar broadening”が表れており、それを基に面密度を求めると6×1013 cm-2であった。一方、高温電流-電圧測定から求めた面密度は5×1012 cm-2であった。この2つのデータを満たすような電子スピン分布モデルを複数作成し、それぞれのdipolar broadeningについて数値解析を行った。