2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

17 ナノカーボン » 17.3 層状物質

[20a-C202-1~8] 17.3 層状物質

2018年3月20日(火) 10:00 〜 12:15 C202 (52-202)

北浦 良(名大)

10:15 〜 10:30

[20a-C202-2] MoS2の配向成長と面内ヘテロ構造体への展開

末永 健志朗1、白土 喜博1、ディン ドン1、河原 憲治3,2、日比野 浩樹2、吾郷 浩樹1,2 (1.九大院総理工、2.グローバルイノベーションセンター、3.関学理工)

キーワード:二硫化モリブデン、配向成長、面内ヘテロ構造体

遷移金属ダイカルコゲナイド(TMDC)の一種である二硫化モリブデン(MoS​2)は、n型半導体特性や光応答性などの優れた特性を持ち、光・電子デバイスへの応用が期待されている二次元材料である。本研究ではMoS​2の前駆体である硫黄(S)と酸化モリブデン(MoO​3)の供給比を温度によって系統的に変化させることでMoS​2の新たな配向成長の発現を見出した。また、その配向成長を利用して他の二次元材料との面内ヘテロ構造体へ展開した。