2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.7 化合物及びパワー電子デバイス・プロセス技術

[20a-E301-1~12] 13.7 化合物及びパワー電子デバイス・プロセス技術

2019年9月20日(金) 09:00 〜 12:15 E301 (E301)

塩島 謙次(福井大)

09:30 〜 09:45

[20a-E301-3] 様々な電極金属のn 型ホモエピタキシャルGaN SBD における障壁高さ温度係数の比較とそれに対する熱処理の効果

村瀬 亮介1、前田 拓也2、鐘ヶ江 一孝1,2、須田 淳1,3、堀田 昌宏1,3 (1.名大院工、2.京大院工、3.名大未来材料・システム研究所)

キーワード:ショットキーバリアダイオード、障壁高さ、窒化ガリウム

窒化ガリウム(GaN)は次世代電子デバイス材料として期待を集めており、各種の基礎データを整備することが重要である。中でも、障壁高さ(����b)はショットキーバリアダイオード(SBD)の立ち上がり電圧や逆方向漏れ電流を決定する重要パラメーターである。これまで我々はNi およびAu 電極のSBD について、電気的特性から温度係数(d����b/d��≡α )を詳細に評価し、どの試料においても・(1.7~2.4)×10-4 eV/K とほぼ一定であることを報告した。本研究では、Pt およびPd 電極のSBD に対してαを評価し、さらにショットキー電極形成後の熱処理の有無によるαの違いについても調べたので報告する。