[21p-E205-1~10] 3.11 フォトニック構造・現象

△ [21p-E205-3] バレーフォトニック結晶Bearded界面導波路における光伝搬の観測

〇吉見 拓展^1,2、山口 拓人^1,2、勝見 亮太^1,2、太田 泰友³、荒川 泰彦³、岩本 敏^1,2,3 (1.東大先端研、2.東大生研、3.東大ナノ量子機構)

キーワード：バレーフォトニック結晶、フォトニック結晶スローライト導波路、トポロジカルフォトニクス

バレーフォトニック結晶（VPhC）のエッジ状態による導波路は、急峻な曲げがある場合にも高効率な光伝搬を可能にすると期待され、光集積回路のさらなる小型化を実現する技術として注目されている。我々は、VPhCのBearded界面に低群速度エッジ状態が現れることを見出し、小型・低損失な光遅延線への応用を念頭に、その分散制御方法について検討してきた。今回、SiスラブVPhCを作製し、Bearded界面エッジ状態における光伝搬を観測したので報告する。