2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.1 Si系基礎物性・表面界面・シミュレーション

[10a-W934-1~11] 13.1 Si系基礎物性・表面界面・シミュレーション

2019年3月10日(日) 09:00 〜 12:00 W934 (W934)

嵯峨 幸一郎(ソニー)、蓮沼 隆(筑波大)

11:45 〜 12:00

[10a-W934-11] 化学的転写法による固定砥粒多結晶シリコンの低反射化と界面準位密度の低減

〇(D)國枝 省吾1,2、今村 健太郎1,2、小林 光1,2 (1.阪大産研、2.CREST-JST)

キーワード:半導体、界面準位密度

近年普及しつつある安価な固定砥粒法により切断される多結晶シリコンウェーハは、表面に導入されるダメージ層が浅く、ダメージを起点として進行する酸ダメージエッチングにより低反射化することができない。本研究室で開発した化学的転写法とアルカリエッチングを用い、窒化膜でパッシベーションすることで、固定砥粒多結晶シリコンウェーハの低反射化と低界面準位密度による高キャリアライフタイム化を両立する事ができた。