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[10a-Z20-11] 水素化In–Ga–Zn–Oの表面およびバルク電子状態評価
キーワード:酸化物半導体, InGaZnO, 硬X線光電子分光法
In–Ga–Zn–O (IGZO)は、高い電界効果移動度(> 10 cm2V-1s-1)を有し、大面積均一性、室温成膜可能などの特徴から、フレキシブルなデバイスやセンサーへの応用が期待される。我々はスパッタ成膜時に水素を添加した水素化IGZO(IGZO:H)にて、プロセス温度150℃で作製したSchottkyダイオードや薄膜トランジスタの優れた特性を実証してきた。今回、硬X線光電子分光法(HAXPES)によりIGZO:H膜の表面およびバルクの電子状態を評価したので報告する。