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△ [26p-E204-3] 中赤外パッシブ分光イメージングの医用画像診断への適用展開[その3]-日常的な医用診断に向けた簡便な熱膨張アクチュエータの開発-
キーワード:中赤外パッシブ分光イメージング、熱膨張アクチュエータ、医用画像診断
我々は手のひらサイズの中赤外パッシブ分光イメージング装置による医用画像診断を目指している。従来装置の超音波モータで駆動するアクチュエータには、摩耗による耐久性の低さやコストの高さが課題であった。そこで、熱膨張を用いたアクチュエータによって、機械的な駆動部を無くし、速度の遅い等速度に限定することで課題の解決を目指した。膨張部と加熱冷却機構の検討を行い、作動距離と速度の要求性能を満たすことを確認した。