Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

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第VI部門

シールドトンネル(8)

Chair:Yurie Tanita

[VI-966] Shield excavation to bedrock under high pressure water and flooding

〇Naoto Ohara1, Yoshitomo koga1, Yoji Takada2 (1.Kumagai Gumi, 2.Sapporo City Waterworks Bureau)

Keywords:mud pressure shield, excavation to bedrock, high pressure water, segment, draining

本稿は想定を大きく超える高水圧と大量湧水下でシールドマシンを掘進するための対策について報告するものである。切羽に作用する水圧を掘削の支障とならない状態まで低下させるために、既存の泥土圧シールド工法の概念から逸脱するが、セグメントの注入孔から排水することで切羽水圧を低下させることに成功した。排水設備の工夫やセグメントの固定など、水抜きを行うことにより新たな問題が発生し、その都度対策が必要となったが、全延長の40%に及んだ高水圧区間を掘削し終えることができた。

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