令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル(10)

座長:大谷 達彦(西松建設株式会社)

[VI-668] 切羽評価におけるAIを活用した岩石名判定の試み

〇片山 政弘1、青木 宏一1、﨑田 晃基2 (1.熊谷組、2.岡山大学)

キーワード:岩石グループ、AI、画像データ

山岳トンネル工事において、設計時および施工時の切羽判定には約30種類の岩石を岩質に応じた5つの岩石グループに区分する必要がある。今回、AIを活用して岩石名の判定を試みた。その結果、同一のデータ群を用いて教師データ、検証データとした解析では正答率は高い結果が得られたが、他の似たような岩相の岩石を検証データとした場合には誤認するケースが認められた。精度を向上させるには撮影条件を揃えるとともに、それぞれの岩石の典型的なサンプルを用意する必要がある。

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