日本体育・スポーツ・健康学会第72回大会

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テーマ別シンポジウム

生涯スポーツ研究部会 » 【課題A】 共生社会の実現に向けた生涯スポーツ政策と協働システムをいかに構築するか

生涯スポーツ研究部会【課題A】テーマ別シンポジウム/協働システムの現状と課題から今後を考える ―“支えるスポーツ”が果たす役割―

2022年8月31日(水) 14:00 〜 15:50 第6会場 (2号館1階11教室)

コーディネーター:後藤 光将(明治大学)

 本テーマ研究部会では、昨年度のテーマ別シンポジウムから、共生社会と生涯スポーツが共存するためにはスポーツのパラダイムチェンジが必要であることが共有された。このパラダイムチェンジにはスポーツの見方を変える、広げる必要があり、「する」だけでなく「みる」、「支える」という視点からも共生社会と協働システムを考えることが重要である。そこで今回は、「スポーツボランティア」という存在に着目する。スポーツボランティアは、「支えるスポーツ」の象徴的な存在であり、共生社会において生涯スポーツがどのように位置づくのかという文脈において、スポーツボランティアが果たす機能は、共同システムの中核を担うと考えている。そこでスポーツボランティアの役割や現状、課題について協議することとした。
 このような趣旨を踏まえ、「スポーツボランティアの現場について」笹川スポーツ財団の澁谷茂樹氏からお話をいただく。次に、北陸学院大学の田引俊和氏から「スペシャルオリンピックスのスポーツボランティアを通して考えるその役割と今後の課題」についてお話をいただく。最後に、文教大学の二宮雅也氏から、「共生社会とスポーツボランティア」と題しお話をいただく。
 発表を踏まえ、共生社会実現に向けた、協働システム構築に、スポーツボランティアを例とした「支えるスポーツ」がどのような役割を果たす、または担うべきであるのかについて意見交換し、今後の政策や法律上、具体的にどのような課題があるのかについて討議を深めてゆく。

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