*塩見 英樹1 (1. スポーツ庁政策課)
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テーマ別シンポジウム
学校保健体育研究部会 » 【課題B】 保健体育授業をいかに良質なものにするか
学校保健体育研究部会【課題B】テーマ別シンポジウム/より良質な保健体育授業とその学習内容を考える ―「豊かなスポーツライフ」の実現をキーワードにして―
2022年9月1日(木) 10:30 〜 12:20 第1会場 (3号館3階301教室)
コーディネーター:岩田 英樹(金沢大学)、伊佐野 龍司(日本大学)
第71回大会では、コロナ禍を経験した私たちにとって、人と人との関わりには根源的な重要性があることを再確認するとともに、それを具現化する場としての体育・保健の授業の意味の大きさを確かめることができた。これからの体育・保健体育を見通そうとした時、私たちは子どもたちに授業を通して何を伝えていくべきなのだろうか。学校体育・保健体育は「豊かなスポーツライフ」に向けた取り組みを進めることとされているが、子どもたちに伝えるべき/子どもたちが身に付けるべきものとして、何を考えていくべきなのだろうか。
このような問題意識から本シンポジウムでは、これからの体育・保健体育で扱うべき学習指導内容について多角的に議論し、今後の教育課程の方向性に対する示唆を得ることを目的とした。議論の視点として、「豊かなスポーツライフ」を実現する子どもたちが共有すべき視点について検討するとともに、近年の社会的・教育的動向を踏まえて、「ともに」学ぶという視点、「『自分からみんなへ』という視点の移行」、「学校と地域」の連携によるより良質な授業実践といったことを取り上げていきたい。
*梅澤 秋久1 (1. 横浜国立大学)
*今関 豊一1 (1. 東京国際大学)
*清田 美紀1 (1. 東広島市教育委員会)