[ランチョン3-1] モーションキャプチャーを指導に活かす
体育スポーツの指導は運動(動作)の指導なしには成立しない。動作を改善するための第1歩は客観的手段や感覚を含めて様々な方法により運動者の動作を観察することであろう。次に運動者の動作を動作モデルや手本と比較するなどして評価し、ねらいとする動作ができない原因、技術的な欠点などを明らかにし、練習やトレーニングを行う。その際の方法には①課題発見型、②短期課題チェック型、③課題解決型、④仮説提案型のフィードバックが考えられる。このうち③は即時的フィーバックと呼ばれ、ある動作の情報を即時的に運動者や指導者に示してその問題点や改善状況などを検討して、再度実施するというプロセスを繰り返すが、動作情報を得るためmotion capture systemやビデオが効果を発揮する。
セミナーでは、ビデオ、motion capture systemを用いたフィードバックの例、標準動作モデル(動きの標準値)を組み入れた動作トレーニングシステムなどを紹介し、Monitoring motion trainingにおけるmotion capture systemの活用法を考えることにしたい。
セミナーでは、ビデオ、motion capture systemを用いたフィードバックの例、標準動作モデル(動きの標準値)を組み入れた動作トレーニングシステムなどを紹介し、Monitoring motion trainingにおけるmotion capture systemの活用法を考えることにしたい。