[PD2-4] 内視鏡下手術に関わり17年!役割の変化で感じたCEの「やりがい・面白み」
倉敷成人病センター臨床工学科(現在、スタッフ19名)は、手術室をはじめとし透析センター・リカバリー・ICUなどさまざまなセクションにて診療支援を行っている。2005年より手術室での内視鏡業務参画を行い、現在は、泌尿器科・婦人科・外科・整形外科・眼科の症例を中心に臨床工学技士(以下、CE)が手術支援業務を行っている。
近年、手術室では、多種多様な医療機器・技術が導入され手術手技が大きく進歩を遂げた。その中でも内視鏡下手術(手術支援ロボット含む)の手技や医療機器・技術は、急激な進歩により複雑かつ精密になり操作や保守管理が複雑になった。
それに伴いCEの役割もここ十数年で大きく変わり、またタスクシフト・シェアの推進により、更なる変化が起ころうとしている。
当時の役割であった日常・定期点検をはじめとした術中のトラブル対応や臨床立合い、安全性の向上と保守管理の重要性から洗浄滅菌部門への介入開始。より臨床に近くサポート可能となったCEの清潔補助業務。そして、当院でも新たに始まったスコープオペレーター業務。執刀医の目の代わりとなる重要な業務であり、医師のみが行っていた業務をCEが担えるようになった。まだまだ、始まったばかりであり課題は多いが、新たな内視鏡業務への関心は確実に広がった。
外回りの関わりから変化し、医師と同じ目線で業務が行えることで、そこに伴う責任、知識の向上などの問題はあったもののその分大きなモチベーションアップとCEの価値、面白みが生まれてきたと感じている。
私が関わってきた2005年から現在までの内視鏡業務の移り変わりと当院の取り組みについて紹介する。また、その中で感じた「やりがい・面白み」についても共有したい。
これから広がる内視鏡業務はロボット支援業務も含めとどんどん増えていくと考えられる。日々進化する医療機器を担当する唯一の職種としては、更なる面白みも期待している。
近年、手術室では、多種多様な医療機器・技術が導入され手術手技が大きく進歩を遂げた。その中でも内視鏡下手術(手術支援ロボット含む)の手技や医療機器・技術は、急激な進歩により複雑かつ精密になり操作や保守管理が複雑になった。
それに伴いCEの役割もここ十数年で大きく変わり、またタスクシフト・シェアの推進により、更なる変化が起ころうとしている。
当時の役割であった日常・定期点検をはじめとした術中のトラブル対応や臨床立合い、安全性の向上と保守管理の重要性から洗浄滅菌部門への介入開始。より臨床に近くサポート可能となったCEの清潔補助業務。そして、当院でも新たに始まったスコープオペレーター業務。執刀医の目の代わりとなる重要な業務であり、医師のみが行っていた業務をCEが担えるようになった。まだまだ、始まったばかりであり課題は多いが、新たな内視鏡業務への関心は確実に広がった。
外回りの関わりから変化し、医師と同じ目線で業務が行えることで、そこに伴う責任、知識の向上などの問題はあったもののその分大きなモチベーションアップとCEの価値、面白みが生まれてきたと感じている。
私が関わってきた2005年から現在までの内視鏡業務の移り変わりと当院の取り組みについて紹介する。また、その中で感じた「やりがい・面白み」についても共有したい。
これから広がる内視鏡業務はロボット支援業務も含めとどんどん増えていくと考えられる。日々進化する医療機器を担当する唯一の職種としては、更なる面白みも期待している。