資源・素材2019(京都)

講演情報(2019年8月9日付 確定版)

企画講演

最近の採掘技術に関するトピック

2019年9月24日(火) 09:00 〜 12:00 第2会場 (C1 1階 講義室2(173))

司会:高木 裕治(石灰石鉱業協会)、笹岡 孝司(九州大学)

11:20 〜 11:40

[1K0201-08-07] 干渉型合成開口レーダによる⽯灰⽯鉱⼭の残壁の変位観測

○福井 勝則1、羽柴 公博1、六川 修一1、中村 貴子1 (1. 東京大学)

キーワード:石灰石鉱山、残壁、干渉型合成開口レーダ、変位観測

石灰石の露天掘鉱山では長年の開発によって、長大な残壁が形成される。この残壁の安定性を評価する上で、残壁周辺の時系列変位観測は重要であるため、APSやGPSによって観測が行われた結果がいくつか報告されている。APSやGPSの他に、宇宙から地球表面の変動を監視する技術として干渉型合成開口レーダInSARがあり、地震や火山噴火に伴う地球表面の変動の観測が行われている。この方法だと、新たなターゲットや装置の設置が不要で、過去に遡って広範囲の変位状況を調べることができる利点はあるが、石灰石鉱山での適応例は少ない。そこで本研究では、APSやGPSの長年の測定結果が存在する北向の石灰石鉱山の残壁を対象として、観測衛星「だいち」(ALOS)の4.5年(2006-2011年)間のPALSARデータ(北行軌道15データ、南行軌道14データ)を用い時系列変位解析を行い、APSやGPSの観測との比較検討を行った結果について述べる。

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