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[3K0201-07-07] レーザードップラー振動計を用いた橋梁ケーブルの常時微動遠隔計測にもとづく張力評価
キーワード:ワイヤロープ、張力測定、振動法、レーザードップラー振動計、遠隔計測
吊橋や斜張橋などの支索の張力評価には,一般に振動法がよく用いられている。その方法は,ケーブルに加速度計などを設置し,打撃によって生じさせたケーブルの横振動を計測して,その振動スペクトルに現れる多数のモード次数にわたる共振周波数にもとづいて張力を評価するというものである。本報告は,その振動法を,レーザードップラー振動計(LDV)を用いた遠隔的な計測に置き換えること,ならびに,振動を強制的に励起させるのではなく,風や車両の通行などによってケーブルに常に生じている微動を計測する方式に変えることを提案するものである。ここでは,実際の吊橋ハンガーロープを対象として行ったLDVによる遠隔振動計測の結果にもとづいて,その方法の実用性について議論する。
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