一般社団法人資源・素材学会 2021年度 春季大会

講演情報(2021年1月29日付 確定版)

企画講演

鉱業史

2021年3月10日(水) 13:00 〜 17:00 第1会場

司会:中西哲也(九州大学)、久間英樹(松江工業高等専門学校)

13:35 〜 14:05

[3K0110-14-02] 安価な3次元レーザ測定手法を用いた鉱山遺構測定

○久間 英樹1、福岡 久雄2、青木 美香3 (1. 松江工業高等専門学校、2. 東京電機大学、3. 関西大学大学院)

司会:中西哲也(九州大学)

キーワード:3次元レーザ測定方法、鉱山遺構、多田銀銅山

これまで鉱山の鉱石採掘跡である坑道やその周辺地形の測定には、空間の座標データを取得可能な3次元レーザ測定手法を用いてきた。これにより複数の坑道の地中内での相互関係や地表部に露出している鉱脈との相互関係を把握することが可能となった。しかしながら、測定機器である3次元レーザスキャナや取得した座標データを解析するためのソフトウエアは大変高価である。これまでに使用した測定機器やソフトウエアの総額は約1000万円である。これら関連機器が高価なことが3次元レーザ測定技術の普及を妨げている。本研究室では現在、企業と共同研究で安価な3次元レーザスキャナの開発に取り組んでいる。またソフトウエアもフリーの点群編集ソフトや3D CGソフトを用いて座標データの解析に使用している。これらの総額は約50万円と従来品と比較して大変安価である。今回、本手法を多田銀銅山遺構測定に使用した。その結果、従来の3次元レーザ測定手法と同程度のデータが得られることを確認したので報告する。

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