13:25 〜 13:30
[1306-24-06] (学生発表:学士課程)超臨界含浸法による金属有機構造体MIL-101(Cr)中でのPdRuバイメタルナノ粒子触媒の合成
司会:安田 幸司(京都大学),松浦 宏行(東京大学)
キーワード:バイメタルナノ粒子触媒、超臨界二酸化炭素、CO酸化反応、金属有機構造体
我が国の産業に不可欠な希少元素(レアメタル・レアアース)は、他国の資源独占および輸出規制などの要因により、長期的な安定的供給が不安視され問題とされてきた。このため、希少元素の安定供給が求められると同時に、希少元素の節約、代替技術及びリサイクル技術の開発が急務とされてきた。このような問題を解決するための方法として、異なる金属元素から構成されるバイメタルナノ粒子の利用が検討されている。バイメタル粒子は、既存のモノメタルナノ粒子を超える特異な触媒活性を有することから、その工業的利用が注目されている。
一方、超臨界CO2を用いた含浸技術は、超臨界流体特有の高い拡散性・浸透性から、多孔質材料へのナノ粒子の固定化法として適しており、金属ナノ粒子触媒の触媒担体への固定化法として極めて有効である。そこで本研究では、超臨界CO2を使用した超臨界流体含浸法を用い、PdRuバイメタルナノ粒子の合成場として触媒担体として利用可能な金属有機構造体(MOF; MIL-101(Cr))の利用について検討した。
一方、超臨界CO2を用いた含浸技術は、超臨界流体特有の高い拡散性・浸透性から、多孔質材料へのナノ粒子の固定化法として適しており、金属ナノ粒子触媒の触媒担体への固定化法として極めて有効である。そこで本研究では、超臨界CO2を使用した超臨界流体含浸法を用い、PdRuバイメタルナノ粒子の合成場として触媒担体として利用可能な金属有機構造体(MOF; MIL-101(Cr))の利用について検討した。
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