資源・素材2022(福岡)

講演情報(2022年7月27日付 確定版)

若手・一般ポスター発表(ショート講演)

【若手・一般ポスター発表ショート講演】プロセス・素材分野 (2)

2022年9月6日(火) 13:00 〜 14:30 第3会場 (A13)

司会:安田 幸司(京都大学)、松浦 宏行(東京大学)

14:00 〜 14:05

[1306-24-13] (学生発表:修士課程)多孔性錯体結晶を用いた酸性重金属汚染水に対する新規浄化技術の開発

○谷原 彩音1、今野 大輝1 (1. 東邦大学)

司会:安田 幸司(京都大学),松浦 宏行(東京大学)

キーワード:酸性鉱山廃水、金属有機構造体、ZIF-8

休廃止鉱山や各種工場から排出される高濃度の重金属イオンを含む酸性水は深刻な汚染水のひとつであり、これらの処理が不十分あるいは不適切である場合には、周辺河川の水質や生態系に対して大きな影響を及ぼすことが報告されている。現行処理方法の中和凝集沈殿法は有効な技術であるものの、処理水量に応じて化学薬剤が必要であり、中和沈殿物が大量に発生することから、現行処理法の延長にはない新たな高効率処理技術の開発が望まれている。そこで本研究では、そのような酸性重金属汚染水への対策技術として、先端材料として認知が進む多孔性錯体結晶 (Metal-Organic Frameworks, MOFs) のZeolitic imidazolate framework 8 (ZIF-8) を用いた浄化手法を新たに提案するため、ZIF-8の重金属除去性能と浄化メカニズムを明らかにしながら、このような汚染水に対する処理剤としての適用可能性を確認した。

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