【企画講演】 資源探査に関する研究の動向と大規模データプロセッシング

[2K0201-07-02] スケール除去作業を想定して撮影した温泉スケールのX線CT画像解析

○木崎 彰久¹、奥山 良多¹、今井 忠男¹ (1. 秋田大学)

司会：久保 大樹（京都大学）

キーワード：温泉スケール、X線CT観察、スケール除去

温泉熱エネルギーの利用では、配管内に付着する温泉スケールの効率的な除去が技術課題の一つである。本研究では、スケール除去作業時の条件を想定して撮影した温泉スケールのX線CT画像を解析し、効率的なスケール除去手法についての検討を行った。画像観察の結果、温泉スケールの結晶は時間経過とともに析出が進行していることが示唆された。このことから温泉スケールをより効率良く除去するためには、できる限り早期に速やかに除去することが有利であると考えられた。