日本薬学会第140年会(京都)

セッション情報

一般シンポジウム

[S23] 我が国における小児用製剤開発促進に向けてー医療現場における課題ならびに国際調和への対応―

2020年3月27日(金) 09:00 〜 11:00 [D会場]Room D (1F)

オーガナイザー:花輪 剛久(東京理大薬)、米持 悦生(星薬大薬)、原田 努(昭和大薬)、山谷 明正(国立成育医療研究センター)、渡辺 善照(東北医薬大)

医療の高度化に伴い、個別化医療の重要性が唱えられている今日、それらの医療を支援する製剤技術の発達も目覚ましい。
通常開発される医薬品の薬用量は大人を対象として設定されている。しかし、小児に対しては既存医薬品では投与不能な場合が多く、医療現場では錠剤の粉砕、カプセル開封など、本来の製剤を他の剤型に加工して調製している。
国際的な視点で捉えると、ICH E11ガイドラインでも「成人適応の開発と並行して小児適応医薬品の開発を行う事」、「小児の用量設定等のための適切な臨床試験の実施」などが唱えられており、小児用医薬品の開発は本邦も含め、国際的に共通の課題となっている。
そこで、本シンポジウムでは、医療現場における小児用医薬品調製の現状と、それを取り巻く、医師、薬剤師、製薬企業の開発担当者、レギュラトリーサイエンスの専門家のそれぞれの立場から、小児用製剤の開発促進の現状と課題を明らかにしたい。なお、本シンポジウムは日本薬剤学会の臨床製剤FGと個別化医療FGのメンバーにより企画されている。

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