09:00 〜 09:30
○首藤 剛1,2 (1. 熊大院薬グローバル天然物科学研究セ、2. 有用植物×創薬システムインテグレーション拠点推進事業UpRodプロジェクトマネージメントオフィス)
一般シンポジウム
2020年3月28日(土) 09:00 〜 11:00 [A会場]Room A (2F)
オーガナイザー:塚本 佐知子(熊本大院薬グローバル天然物科学研究セ)、石橋 正己(千葉大院薬)
近代以降、創薬研究は天然物化学を基盤として発展してきた。しかし、1990年代、コンビナトリアルケミストリーの手法を用いて合成された膨大な数の化合物を含むケミカルライブラリーが構築され、ハイスループットスクリーニングの技術が開発されてからは、手間がかかる天然資源からの創薬シーズ探索は必要ないと考えられ、製薬会社の探索部門の多くが次々と閉鎖されてしまった。コンビナトリアルケミストリー技術が開発された当初は、創薬分野に革命をもたらす夢のような時代が到来したと思われたが、期待に反して革命的な新薬はあまり誕生せず、唯一がん治療薬であるNexavarがFDAにより認可されたにすぎない。そして現代においても、実際に認可された医薬品のうち約半数は天然物そのもの、あるいは誘導体など天然物に由来するものであると言われている。
本シンポジウムでは、植物や微生物、海洋生物から得られる生物活性物質を用いて、アカデミアならではの発想に基づく創薬研究を展開している天然物創薬研究者3名と、天然物創薬を支援しているAMEDコーディネーターによるシンポジウムを企画した。各シンポジストには、それぞれの視点に基づく最先端の研究成果、および天然物創薬支援の状況についてご紹介頂く予定である。本シンポジウムで、天然物の構造多様性を活用した創薬研究のミッションとビジョンについて議論する機会にしたいと考えている。
09:00 〜 09:30
○首藤 剛1,2 (1. 熊大院薬グローバル天然物科学研究セ、2. 有用植物×創薬システムインテグレーション拠点推進事業UpRodプロジェクトマネージメントオフィス)
09:30 〜 10:00
○藤江 昭彦1、新井 好史1、青木 雅弘1 (1. 日本医療研究開発機構)
10:00 〜 10:30
○後藤(中川) 享子1,2 (1. 金沢大院医薬保、2. ノースカロライナ大学)
10:30 〜 11:00
○供田 洋1 (1. 北里大院薬)
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