[P-72] プラナリアの弱点は刃物より青い光?!
プラナリアとは、切られても死なずに再生する不思議な生物である。また、プラナリアは光から逃げる性質(負の光走性)がある。そのため、実体顕微鏡で観察すると光が当たるところから逃げていく。しかし、その光は白色で、青、赤、緑が合わさった色である。そこで、プラナリアが認識しているのはどの波長にあたる色なのか疑問に思い調べた。その結果、青色には全ての個体が反応し、赤色にはどの個体も反応しなかった。また、青色に近い波長である緑や黄色も一部反応した。このことから、波長の短い光の色を認識しているのではないかと考えられた。また、光を当てた後の一部の個体に、頭を消失した個体がいた。この現象の原因についても調べた。