日本認知心理学会第17回大会

講演情報

口頭発表

[O4] 口頭発表4:記憶

2019年5月25日(土) 15:30 〜 17:00 視聴覚研修室 (東館2階)

座長:楠見 孝(京都大学教育学研究科)、上田 祥行(京都大学)

15:45 〜 16:00

[O4-02] 日常生活におけるデジャビュとジャメビュ

類似性に基づく経験想起との関連性

*楠見 孝1 (1. 京都大学大学院教育学研究科)

キーワード:デジャビュ、ジャメビュ、類似性

日常生活におけるデジャビュ(既視感)とジャメビュ(未視感)経験の出現頻度に及ぼす、過去の類似事象の想起、類似性への敏感性の影響を明らかにするために、全国の16-88歳の1001人の市民を対象としたインターネット調査をおこなった。その結果、デジャビュはジャメビュよりも経験頻度が高く、その頻度は過去の類似事象の想起、類似性への敏感性の影響を受けていた。また、両経験とも類似性への敏感さとの相関は高い。一方、いずれも神経症傾向を含むビックVの性格特性との相関はなかった。

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