2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

7 ビーム応用 » 7.3 微細パターン・微細構造形成技術

[19p-S224-1~17] 7.3 微細パターン・微細構造形成技術

2016年3月19日(土) 13:30 〜 18:00 S224 (南2号館)

岡田 真(兵庫県立大)、横尾 篤(NTT)

14:30 〜 14:45

[19p-S224-5] 熱インプリントによるタンパク質表面の直接パターニング

銘苅 春隆1 (1.産総研)

キーワード:ナノインプリント、タンパク質、アンフォールディング変性温度

タンパク質は40℃以上に加熱すると高次元構造が崩れて変性すると言われており、タンパク質表面の直接パターニングは報告例がない。そこで著者は低い温度での熱ナノインプリントの適用可能性を調査した。成形温度が75℃以下の場合には成形の痕跡はほとんど観察されなかった。しかし成形温度が100℃になると、グリッドメッシュ構造が明瞭に観察された。しかし、125℃以上では下層のタンパク質構造が白く変色してしまった。