2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

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[19a-PB3-1~25] 13.8 光物性・発光デバイス

2019年9月19日(木) 09:30 〜 11:30 PB3 (第二体育館)

09:30 〜 11:30

[19a-PB3-6] 波長変換ナノ粒子 ZnSe/ZnS:Mn/ZnS の付加による太陽電池特性の向上

西村 悠陽1、前川 貴哉1、高木 知己2、祖父江 進2、川井 正一2、長谷川 順2、金 大貴1 (1.阪市大院工、2.株式会社デンソー)

キーワード:波長変換材料、太陽電池、Mnドーピング

近年、太陽電池パネルに紫外光を可視光にする波長変換材料を付加し、発電量を向上させる技術が開発されている。本研究では、可視光を透過して紫外光のみを吸収するZnSeナノ粒子をコアとして用い、ZnS:MnシェルおよびZnSシェルの2層で覆った3層構造のZnSe/ZnS:Mn/ZnSナノ粒子を作製した。このナノ粒子をゾル-ゲルガラスに分散させ、太陽電池に塗布したところ、変換効率が大幅に向上した。