開催校挨拶

2022年8月
2023年度組織学会年次大会開催のお知らせ
2023年度組織学会年次大会 実行委員長
武蔵大学 伊藤 誠悟
実行委員会一同
2023年度組織学会年次大会を、以下の通り開催いたしますので、会員の皆様には、是非ご参加いただきたく宜しくお願い申し上げます。
日 時:2022年10月1日(土)・ 2日(日)
開催校:武蔵大学 ※「対面」での開催を予定しております。
統一論題:「対話としての経営学」
今回は「対話としての経営学」と題して、以下のコンテンツより構成される予定です。
(1)研究分野の専門家による「対話形式」のセッション(15セッション)
(2)組織科学編集委員会セッション
(3)ランチョン・ミーティング及び大会委員会セッション
(4)基調講演
(5)特別セッション
2023年組織学会年次大会では、学会員の方々に専門分野以外の領域との接点を提供することを目的に「対話」というキーワードを設定いたしました。「リーダーシップ」、「マーケティング」、「イノベーション」などの領域での専門家同士がセッションのテーマに関し対話形式にて議論を交わしていただきます。それと同時に、異なる研究分野を研究中の学会員の方々にも対話にご参加いただくことで、新たな気づきを得るきっかけにしていただければと考えております。具体的には、15のテーマセッション(1セッションは80分)を設置しました。セッションでは、組織学会の会員だけでなく、心理学など隣接領域の研究者や実務家も登壇いたします。
基調講演では、「『キャプテン翼』の版権ビジネスから見る日本の漫画アニメの更なる可能性」と題し、『キャプテン翼』のライツ管理会社の株式会社TSUBASA代表取締役 岩本 義弘 氏と『キャプテン翼』の初代編集者の株式会社MISAKI 代表取締役 鈴木 晴彦 氏にご登壇いただきます。
当日は上記に加えて、論文投稿の活性化というテーマでの「『組織科学』編集委員会セッション」、学術書の出版を考えている研究者を対象にした「ランチョン・ミーティング(学術書籍出版への道)」及び「大会委員会セッション(学術書籍出版を考える研究者のためのピッチ・セッション)」などのプログラムも用意しております。
そして、大会の最終には、特別セッションとして「経営学の道具箱」と題した企画を設けております。このセッションでは、『組織科学』第54巻4号特集号「経営学の道具箱Ⅰ」、第55巻1号「経営学の道具箱Ⅱ」特集号の執筆者にもう一度集結していただき、特集号では書けなかった「道具の長所と短所」、「上手い使い方」、「まずい使い方」を説明していいただいた上で、「道具の組み合わせによる新しい研究の発展」に関する議論を行います。
本大会では、学会員が専門領域以外の関連セッションに参加する機会を広く提供するために多くのセッションを設定いたしました。登壇者同士の対話だけでなく、学会員の方々とともに多面的な討議の機会になれば幸いでございます。
なお、大会運営に関する最新情報は、順次この大会専用ウェブサイト(オフィシャルサイト)に掲載してまいりますので、ご確認いただきたくお願い申し上げます。
それでは大会へのご参加を心よりお待ち申し上げております。