2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 502-1 原子炉材料,環境劣化,照射効果,評価・分析技術

[1C01-03] 過酷事故1

2018年9月5日(水) 10:00 〜 10:50 C会場 (B棟 B21)

座長:福元 謙一(福井大)

10:15 〜 10:30

[1C02] 沸騰水型軽水炉過酷事故における炉心溶融物の挙動

(2)制御棒とチャンネルボックスから生成する溶融物

鄭 立春1、細井 一矢1、*植田 滋1、高 旭1、北村 信也1、小林 能直2 (1. 東北大 多元研、2. 東工大)

キーワード:炉心溶融、ステンレス鋼、ジルカロイ

いたチャンネルボックスの初期溶融挙動が生成物と溶融挙動を決定する。これらの素材は融点が異なるため、相対的に低温で生成するステンレス系融体と固体ジルカロイの反応による溶融挙動を調査の対象とした。表面に酸化相を形成した固体ジルカロイとステンレス系融体を1300℃において接触し界面における相形成および溶融挙動を観察した。酸化相はZircaloy金属相と融体の接触を防ぐことから、液相の生成を抑制する効果がある。しかし、酸化物相内の元素の拡散による酸化相と金属の界面での融体生成が観察された。