2018年秋の大会

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VII. 保健物理と環境科学 » 保健物理と環境科学

[1J07-12] 線量評価2

2018年9月5日(水) 16:20 〜 18:00 J会場 (A棟 A41)

座長:髙橋 知之(京大)

17:35 〜 17:50

[1J12] 改訂ヒト呼吸気道モデルに対応した吸入エアロゾルの沈着割合計算機能の開発

*真辺 健太郎1、高橋 史明1 (1. 原子力機構)

キーワード:内部被ばく線量、吸入摂取、エアロゾル、粒径分布、沈着割合、ヒト呼吸気道モデル

放射性エアロゾルの吸入に対する線量評価では、呼吸気道の各領域におけるエアロゾルの沈着割合の評価が重要となり、沈着割合は、エアロゾルの粒径分布や密度などの性状に依存する。本研究は、国際放射線防護委員会が開発した呼吸気道沈着モデルを用いて、任意の粒径分布を持つエアロゾルに対し、改訂ヒト呼吸気道モデルに基づく領域区分及び粒子移行経路に対応した沈着割合計算を実施する計算プログラムを開発した。発表では、開発した機能の概要と、これを用いた線量評価の例を示す。