2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-2 炉設計と炉型戦略,核変換技術

[2L01-05] 核変換1

2018年9月6日(木) 14:45 〜 16:10 L会場 (D棟 D12)

座長:西山 潤(東工大)

14:45 〜 15:00

[2L01] NRADにおけるMA照射場の高速スペクトル化のためのB4Cフィルター厚さの最適化検討

*大泉 昭人1、Andrew J. Hummel2、Margaret A. Marshall2、Giuseppe Palmiotti2、Gilles J. Youinou2 (1. JAEA、2. Idaho National Laboratory)

キーワード:積分実験、マイナーアクチノイド、反応率

本研究では、熱中性子炉であるNRAD(Neutron Radiography Reactor)の試験領域の中性子スペクトルをより高速化するために、熱中性子を遮へいするB4Cフィルタの厚さについて最適化検討を行った。その結果、低エネルギー中性子の遮蔽能力、中性子束レベル、製作精度に起因する不確かさの予測を総合的に評価し、3mmが最適であると結論づけた。