15:15 〜 15:30
[1A03] 独立型熱電対式原子炉水位計の既設計装へのノイズ影響評価
キーワード:原子炉、水位、熱電対、ヒータ、ノイズ、計装
過酷事故時における原子炉水位計測を多様化して信頼性を向上するため、独立型熱電対式原子炉水位計を開発している。
本水位計は、既設の炉内計装管にヒータ付熱電対を組み込み、圧力容器内に挿入して水位を計測するものであり、ヒータへの通電時に隣接する計装系に対して電気的なノイズ影響が生じないことを事前に確認する必要がある。
そのため、短尺のプロトタイプセンサを製作し、発生ノイズを測定した。その結果、ヒータ通電時のリレー切り換えと電圧印加のタイミングを適切に制御することにより、水位計が発生するコモンモード電流を、ノイズ影響が生じる可能性のあるレベルの1/10以下に抑制できることを確認した。また、水位計ケーブルと既設計装ケーブルを密着した条件で動作確認試験を実施し、有意な影響が生じないことを確認した。
本水位計は、既設の炉内計装管にヒータ付熱電対を組み込み、圧力容器内に挿入して水位を計測するものであり、ヒータへの通電時に隣接する計装系に対して電気的なノイズ影響が生じないことを事前に確認する必要がある。
そのため、短尺のプロトタイプセンサを製作し、発生ノイズを測定した。その結果、ヒータ通電時のリレー切り換えと電圧印加のタイミングを適切に制御することにより、水位計が発生するコモンモード電流を、ノイズ影響が生じる可能性のあるレベルの1/10以下に抑制できることを確認した。また、水位計ケーブルと既設計装ケーブルを密着した条件で動作確認試験を実施し、有意な影響が生じないことを確認した。