2018年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 304-1 伝熱・流動(エネルギー変換・輸送・貯蔵を含む)

[1B08-14] 沸騰・凝縮

2018年3月26日(月) 14:45 〜 16:40 B会場 (C1棟 C1-311)

座長:古谷 正裕 (電中研)

15:45 〜 16:00

[1B12] 高レイノルズ数域における白金円管内水の強制対流サブクール沸騰限界熱流束の発生機構

(2)発熱体内径3mm、加熱長さ100mm

*畑 幸一1、福田 勝哉1、増崎 貴2 (1. 神戸大学海事科学研究科、2. 核融合科学研究所)

キーワード:限界熱流束発生機構、強制対流サブクール沸騰、白金円管発熱体、高レイノルズ数域、伝導底層厚さ

発熱体内径d=3 mm、加熱長さL=100 mm、L/d=33.33、市販面の白金円管発熱体を用い、流速u=3.7~21.3 m/sで円管発熱体に発熱率上昇周期tを種々変えた指数関数状発熱率波形Q0exp(t/t) (t=7.41~26.98 s)を与え、定常乱流熱伝達、核沸騰熱伝達及び限界熱流束を実験計測した。実験データに基づく強制対流下の円管内水の定常乱流熱伝達及び核沸騰熱伝達における伝導底層厚さを計測し、高レイノルズ数域における白金円管内水の強制対流サブクール沸騰定常限界熱流束を支配する発生機構を考察した。