2018年春の年会

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一般セッション

V. 核融合工学 » 501-5 核融合中性子工学/501-6 核融合炉システム・設計・応用

[1C12-15] ブランケット,中性子源,核融合炉システム

2018年3月26日(月) 15:50 〜 17:00 C会場 (R1棟 R1-211)

座長:西谷 健夫 (核融合研)

16:05 〜 16:20

[1C13] 固体増殖ブランケットにおけるトリチウム増殖比に関する基礎研究

大石 啓嗣1、*高木 直行1 (1. 東京都市大学)

キーワード:ブランケット、トリチウム増殖比、中性子増倍材、トリチウム増殖材

核融合発電において燃料であるトリチウムはプラント内で生産することが必須である。原子炉で生産することは可能であるが核融合炉で消費する量のトリチウムを生産することは非常に難しい。したがって核融合炉ブランケットの設計において要求されるトリチウム増殖比(TBR)を確保することが最重要課題となる。
本研究では中性子増倍材(Be)とトリチウム増殖材(Li2TiO3)の2つの材料のみに着目し、増倍材と増殖材の割合や配置がTBRに与える影響を評価した。