2018年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 402-1 炉材料とその照射挙動

[1D12-17] 照射効果

2018年3月26日(月) 15:35 〜 17:10 D会場 (R1棟 R1-212)

座長:沖田 泰良 (東大)

16:50 〜 17:05

[1D17] J-PARC核破砕中性子源水銀ターゲット容器の損傷挙動評価の現状

*若井 栄一1、直江 崇1、涌井 隆1、原田 正英1、管 文海1、羽賀 勝洋1、高田 弘1 (1. 原子力機構 J-PARC)

キーワード:オーステナイトステンレス鋼、照射損傷、核破砕中性子源容器、高エネルギー陽子線照射、損傷評価

J-PARCの核破砕中性子源では、物質・生命科学や産業の発展のためには、中性子線を利用した解析が行われている。この中性子源のターゲット容器は高エネルギー粒子の通過や反応によってもたらされる損傷の蓄積により、材料強度特性等が徐々に劣化していく。本発表では大強度化ビームに向けて、様々な研究でこれまでに取得されているデータを基に、核破砕中性子源水銀ターゲット容器や材料等に対し、製作法も考慮しながら損傷挙動の評価の現状を報告する。