2018年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 402-1 炉材料とその照射挙動

[1D18-20] モデリング

2018年3月26日(月) 17:10 〜 18:00 D会場 (R1棟 R1-212)

座長:橋本 直幸 (北大)

17:10 〜 17:25

[1D18] 分子動力学法を用いたFCC金属におけるボイド–転位相互作用の定量化

土井原 康平2、*沖田 泰良1、板倉 充洋3 (1. 東京大学人工物工学研究センター、2. 東京大学大学院工学系研究科、3. 日本原子力研究開発機構システム計算科学センター)

キーワード:オーステナイト鋼、分子動力学、刃状転位、照射硬化、ボイド

FCC金属を対象とした分子動力学法により,ボイドと刃状転位の相互作用に及ぼす積層欠陥エネルギーの影響を定量化した.4つの相互作用形態が存在し,それに伴う硬化は,部分転位への分離をとりいれた連続体モデルと良い一致を示すことが明らかとなった.