2018年春の年会

講演情報

一般セッション

VI. 保健物理と環境科学 » 保健物理と環境科学

[1E14-19] 環境モニタリング

2018年3月26日(月) 16:20 〜 18:00 E会場 (R1棟 R1-311)

座長:谷村 嘉彦 (JAEA)

17:05 〜 17:20

[1E17] 常磐自動車道における放射線の分布状況調査

(4)ASURAを用いた道路上の放射性セシウム沈着量調査

*後藤 淳1、高橋 剛1、遠藤 良1、福島 優希1、吉田 秀義1 (1. 新潟大学)

キーワード:自動車走行サーベイ、福島第一原子力発電所事故

我々のグループでは、福島第一原発事故被災地での効率的な除染等に資することを目的として、指向性があるガンマ線自動車走行サーベイシステムASURAを開発し、被災地での調査を実施してきた。ASURAは、自動車の進行方向に対して前後左右上下の6方向に向けた遮蔽体付き検出器で構成されており、各方向から入射したガンマ線の割合を測定することが出来る。下向き検出器の測定値からは道路上の沈着量も求める事が出来る。本発表では、常磐自動車道における道路上の放射性セシウム沈着量調査結果について報告する。