2018年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[1F15-18] 不確かさ評価1

2018年3月26日(月) 16:40 〜 17:45 F会場 (U2棟 U2-211)

座長:佐藤 駿介 (電中研)

16:55 〜 17:10

[1F16] ランダムサンプリング法における標本数低減手法としてのリバースサンプリング法の提案

*二平 舜介1、千葉 豪1、奈良林 直1 (1. 北海道大学大学院工学院)

キーワード:不確かさ評価、ランダムサンプリング法、燃焼計算、リバースサンプリング法

不確かさ評価手法の一つであるランダムサンプリング法は、入力値の不確かさ
に沿ったサンプルを複数作成し計算を行ったのち、得られた複数の出力サンプル
を統計的に評価する確率論的な手法である。これは入出力間の関係に拠らず複雑
な体系に対しても容易に導入できるという利点を持つが、精度の良い評価を行う
ためには多数のサンプルを要し、計算コストが非常に高くなる傾向にある。よっ
て、本研究ではより少ないサンプル数で精度の良い評価を行うためのサンプリン
グ手法としてリバースサンプリング法を提唱し、その検討を行った。