11:30 〜 11:45
[1G07] 中性子ブラッグエッジ解析の鍛造プロセス評価への適用
キーワード:中性子イメージング、ブラッグエッジ、鍛造
鍛造プロセスにおける,条件と結晶構造との関連を調べることを目的として,エネルギー選別型中性子イメージングおよびブラッグエッジ解析を適用した。鍛造されたNi基合金に対して,JPARCのMLFのBL10にてイメージング試験を行い,異方性,ひずみ,結晶粒径といった要素を評価した。これら評価には,北海道大学で開発されたRITSコードを使用した。
ブラッグエッジは,鍛造によりその形状を大きく変化させ,集合組織が大きく発達していることが確認できた。また,鍛造速度の違いによるブラッグエッジ形状の違いも明確に見えた。今後,より多彩な条件の鍛造品を計測し,結晶構造制御へのフィードバック方法の可能性について議論していく。
ブラッグエッジは,鍛造によりその形状を大きく変化させ,集合組織が大きく発達していることが確認できた。また,鍛造速度の違いによるブラッグエッジ形状の違いも明確に見えた。今後,より多彩な条件の鍛造品を計測し,結晶構造制御へのフィードバック方法の可能性について議論していく。