[1H01-08] PHITS Code, Shielding Calculation, Standardization of Shielding Material

[1H03] Developmnent of Mobile Radiation Sheilding Equipment

*Shinji Yoshida¹, Nobuyuki Okuyama¹, Atsushi Taniguchi², ryuta Shimosakoda², Hiroyuki Abe², Ryutaro Koike² (1. TEPCO SYSTEMS CORPORATION, 2. Tokyo Electric Power Company Holdings, Inc.)

Keywords:Portable equipment, Radiation, Exposure dose, Shielding

原子力発電所事故時等の高い放射線環境下での作業では、十分な遮へいによって、作業環境周辺の線量を低減し、作業者を被ばくから有効に防護する必要がある。しかし、高い線量を遮へいできる遮へい材を備えた設備は、重量物となるため、設置時の作業性や自由に移動させて必要な場所に運べる運搬性が問題となる。また、重量物を扱う作業の安全性確保の観点から、原子力発電所での使用を想定した耐震強度と転倒への対策が必要である。そこで、これらの使用環境を考慮し、可搬性と耐震性に優れ、放射線のストリーミングを有効に防止可能な放射線遮へい設備を開発した。本機器の遮へい性能は、QADコードを用いて評価した。