2018年春の年会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学 » 202-1 放射線挙動,遮蔽工学

[1H01-08] PHITSコード,遮蔽計算,遮蔽材料標準

2018年3月26日(月) 10:00 〜 12:10 H会場 (U2棟 U2-213)

座長:八島 浩 (京大)

10:45 〜 11:00

[1H04] JT-60建屋におけるダクトストリーミング評価に関する研究

(1)モンテカルロ計算における粒子のダンプデータを用いた試み

*田中 聖一朗1、奥野 功一1、助川 篤彦2 (1. 安藤ハザマ、2. 量子科学技術研究開発機構)

キーワード:核融合装置、中性子、ダクトストリーミング、PHITSコード、 ダンプ計算

核融合試験装置の建屋ダクトストリーミング評価を3次元モンテカルロ計算コードを用いて行う場合、計算効率の改善を行う方法の一つに接続計算がある。従来の接続計算は、任意の場所におけるFluxを評価し、そのFluxを線源として再計算する方法であったが、この方法では評価点における粒子の飛行角度等の情報が欠けてしまっていた。この欠点を補うため、本研究ではPHITSのダンプ機能を用いて計算を行うと共に、ダンプ位置等の最適化検討を行った。