2018年春の年会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学 » 202-1 放射線挙動,遮蔽工学

[1H09-12] 遮蔽実験,放射化実験

2018年3月26日(月) 14:45 〜 15:50 H会場 (U2棟 U2-213)

座長:佐藤 達彦 (JAEA)

14:45 〜 15:00

[1H09] CERN/CHARMにおける24GeV陽子を用いた遮蔽実験

(5)放射化検出器による遮蔽内中性子減衰分布測定

*中尾 徳晶1、佐波 俊哉2、八島 浩3、萩原 雅之2、大山 隆弘2、梶本 剛4、李 恩智5、執行 信寛5、Robert Froeschl6、Markus Brugger6 (1. 清水建設(株)、2. 高エネルギー加速器研究機構、3. 京都大学原子炉実験所、4. 広島大学、5. 九州大学、6. CERN)

キーワード:CERN/CHARM、高エネルギー加速器、遮蔽実験、放射化検出器、中性子減衰

欧州原子核研究機構(CERN)の高エネルギー加速器混合粒子場施設(CHARM)において24 GeV陽子を用いた遮蔽実験を行った。本件は従来からの連続シリーズ発表で、今回は(5)放射化検出器測定、(6)有機液体シンチレータ測定、(7)標的室内金箔放射化測定の3件に関して報告する。本発表は、ターゲットに対しビーム軸から90度上方向における遮蔽体の材質と厚さを変えられるようにして、遮蔽内部にビスマス、アルミニウム、インジウム、黒鉛の放射化検出器を設置して中性子減衰分布を得た結果を報告する。