2018年春の年会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学 » 202-2 放射線物理,放射線計測

[1H13-19] イメージング

2018年3月26日(月) 15:50 〜 17:40 H会場 (U2棟 U2-213)

座長:若林 源一郎 (近大)

17:20 〜 17:35

[1H19] 中性子ラジオグラフィ イメージングプレート転写法のスキャナー特性

*高倉 啓2,1、奥友 航平2、板垣 智信2、長谷川 純2、河野 俊之2、堀田 栄喜2、毎田 充宏1、宮寺 晴夫1、吉岡 研一1、日塔 光一3 (1. 東芝エネルギーシステムズ、2. 東工大、3. TNES)

キーワード:中性子ラジオグラフィ、非破壊検査、イメージングプレート、転写法、小型中性子源、放射化

中性子ラジオグラフィとして、中性子で放射化させた金属箔をイメージングプレート(IP)に転写後、IPに転写した像をIPスキャナで読み取り、イメージング画像を取得する手法が開発されている。ガンマ線の影響を受けず、また中性子フラックス10^3〜10^5まで広いダイナミックレンジで撮影可能といった特徴がある。IPスキャナの特性と得られるイメージング画像との関係を評価するために中性子照射試験を実施した。IP並びにIPスキャナの種類やIPスキャナの検出器ゲインにより、得られるイメージング画像や画像のSN比などの特性が異なることを確認し、実用性を評価した。