2018年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 405-1 放射性廃棄物処理

[1O04-07] デブリ処理技術2

2018年3月26日(月) 10:50 〜 11:55 O会場 (M3棟 M3-212)

座長:近沢 孝弘 (三菱マテリアル)

10:50 〜 11:05

[1O04] MCCIデブリからのアクチノイド溶出機構および処理プロセスに関する基盤研究

(5)デブリ中のカルシウムおよびホウ素のFP溶出への影響

*坂本 峻一1、佐々木 隆之1、小林 大志1、秋山 大輔2、桐島 陽2、佐藤 修彰2 (1. 京都大学大学院工学研究科、2. 東北大学多元物質科学研究所)

キーワード:MCCI燃料デブリ、核分裂生成物、溶出挙動、汚染水

被覆管材料のジルコニア、セメント構成成分のカルシウムおよびケイ酸、制御棒成分のB4CをUO2と混合し、水素または酸素雰囲気で加熱処理して模擬MCCIデブリを調製した。中性子照射でFPを生成させ、これを水に浸漬して溶出率を求めた。これより、デブリ中のカルシウムやホウ素がFP溶出に及ぼす影響を評価した。